狭小地

15坪の土地を売る | 売却価格や売却方法、活用のされ方について解説

一般的に、20坪以上の広さは持つ土地は、エリアによっては買い手の“取り合い”状態になるくらい、よく売れるものです。

では、それよりも小さい、15坪前後の土地となると、売れやすさ売却価格はどうなるのでしょう?

今回の記事では、

  1. 15坪しかない土地は、売ることが可能なのか?
  2. 15坪の土地は、何円で売れるのか?
  3. 15坪の土地は、何のために買われるのか?

……といった内容を、分かりやすくまとめていきます。

15坪の土地でも「売れる」!

売れにくいとイメージされる15坪(以下)の土地ですが、売れます

土地が10坪より小さいと活用方法がなく、売ることは困難になってしまうのですが、15坪程度の土地であれば、需要もまだ大きいです。

売れやすい15坪の土地

同じ15坪の土地でも、売れやすい土地と売れにくい土地には、条件によって差があります。

売れやすいのは、大阪であれば市内で、駅から近い場所にある狭小地です。

大阪市・北区の一部エリア(中崎町など)や、大阪市・西区の一部エリア(靱本町など)が、その例として挙げられます。

売れにくい15坪の土地

売れやすい15坪の土地が持つ条件とは、“逆”の条件を持つような15坪の土地は、需要が低いという面で売れにくさがあります。

大阪市から離れて(郊外)、駅からも遠い場所にある狭小地などです。

りんくうタウンなど、大型の商業施設がたくさんあるような地域では、15坪しかない土地よりも、もっと大きい土地のほうに人気が集まることは、想像に難くありません。

15坪の土地は何円で売れるのか?

15坪以下の土地の価格を、細かい査定を行わずに出すのはとても難しいです。

SUUMO』などで「土地価格相場」を調べると、エリアごとの坪単価の相場が調べられます。(※以下の画像を参照)

※引用元:https://suumo.jp/tochi/soba/osaka/area/
(2021年6月14日の状況です)

「ではこれを15倍したら、15坪の土地の売却価格が分かるのか?」と訊かれれば、もちろんそうではありません。

実際は、「そこがどんな土地であるか?」が複合的に考えられ、売却価格の見積もりが出されます。

  • 土地だけなのか、建物もあるのか
  • 建物の状態はどうなのか
  • 間口や奥行はどれくらいか
  • 接面している道路の幅はどれくらいか
  • 道路と土地に高低差はあるか

……など、様々な要素から、土地の価格は決まります。

基本的に、15坪以下の土地は、通常(20坪以上はある)の土地の場合と比べると、条件が特殊であることが多いため、思っている金額・単純計算した金額よりは安くなるパターンが多いです。

15坪の土地には、どんなニーズがある?

売れやすさに違いはあれど、とにかく「15坪しかない土地でも売れる」ということは分かりました。

では、「いったい何故売れるのか?」が気になりませんか?

以下では簡単に、買われた15坪の土地が、どのように活用されているのか紹介します。

【1】更地にしてから狭小住宅を建てる

15坪の土地を買った業者が、そこを綺麗な更地にして、新築の狭小住宅を建てる場合があります。

「15坪なんて狭い場所に家が建つの?」とお思いかもしれませんが、ビルトインガレージを作ったり、3階建てにしたりと、間取りに工夫を凝らしてオシャレな新築を建てるケースはとても多いのです。

デザイナーズハウスっぽい、モダンな雰囲気がある狭小住宅に、あえて「住みたい!」と考える人は少なくありません。

【2】建物をリフォームして賃貸に出す

15坪の土地に建ったままの家は、大抵が古く、築年数が40年以上経過しているものも少なくありません。

今はこうした古い家をそのまま安く買って、適宜リフォームし、賃貸経営をすることがちょっとした流行りになっています。

不動産投資のなかの1つの方法、「ボロ戸建て投資」というものです。

居住ニーズがあるエリアの15坪程度の土地は、ボロ戸建て投資をするオーナー自身が、もしくはオーナー向けの投資用不動産販売会社が、欲しがることが多いでしょう。

【3】建物をリフォームして住まいや店舗にする

古い家をリフォームするところまでは、先述した「ボロ戸建て投資」と一緒ですが、賃貸経営はせずに、自分で住んだり、カフェや雑貨店などのお店を開くパターンもあります。

「古民家暮らし」「古民家カフェ」などが流行った影響が、ここでも顕著なのかもしれません。

15坪の土地を早く売りたい場合、どうする?

15坪の土地を早く売るには、土地があるエリアを対象にする、狭小地専門買取業者に依頼をすることが1番手っ取り早いです。

先述したように、売却価格を決める要素は多様なため、複数の狭小地専門業者に相見積もりを取ることが、少しでも高く売るためのコツと言えるでしょう。

『小さな土地買う.com』で買い取った15坪前後の土地

【まとめ】

  • 15坪の土地は売れる
  • 市内かつ駅近など、人気エリアの15坪の土地は売れやすい
  • 15坪の土地の売却価格は査定なしでは決めにくい
  • 狭小住宅を建てたり、リフォームして貸したり住んだりと、15坪の土地のニーズは意外とある =だから売れる

以上、「15坪の土地は売れるのか?」という疑問を、様々な角度から解説してみました。

当社『小さな土地買う.com』は、大阪市内・池田・豊中・箕面・吹田・高槻・茨木を対象にする、狭小地(極小地)専門の土地買取業者です。

この記事で話題にした、15坪程度の土地の買取も、数多く行っております。

「15坪くらいの土地を早く手放したいけれど、買い手が見つからない」などとお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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