大阪で狭小地が売りやすいエリア・条件とは?不動産会社の選び方も紹介

大阪で狭小地を売却したいものの「どこの不動産会社に相談すればいいのか?」「本当に自分の土地は売却できるのか?」など、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。

今回は大阪で狭小地を売却するために知っておきたい「大阪で土地が売れやすいエリア・売れにくいエリア」「大阪で狭小地を売却する際の、不動産会社の選び方」について見ていきましょう。

大阪で狭小地を売却しやすいエリア・条件は?

大阪府内で狭小地を売却しやすいエリアの条件として

  • 都市部に近い
  • 利便性が高い
  • 治安が良い
  • 住み心地が良い

などの要素が挙げられます。

狭小地を購入するユーザーの主な心理は「人気で利便性の高いエリアに、スペースは狭くてもいいから住みたい」というものです。そのため需要の高いエリアの狭小地であれば、売却できる可能性はぐっと高くなります。

具体的には、大阪市内であれば「中央区」「北区」「西区」「福島区」などのエリア、市外であれば「吹田市」「豊中市」「高槻市」「池田市」などは、売れやすい傾向にあります。

<狭小地を買う人の具体例>
「豊中駅の近くに住みたい」と思っている30代のご夫婦。子供1人。
豊中駅から徒歩5分以内の立地に住みたいものの、人気エリアのため地価が高いのがネック。しかし集合住宅ではなく、戸建てに住みたいという希望がある。

そこで、豊中駅近くで13坪の狭小地を購入し、3階建ての物件を建てることに。地下を安く抑えつつ、利便性の高いエリアに一軒家を持つことができ満足している。

このように「利便性の良い人気エリア」であれば、狭小地であってもある程度の需要が見込めます。一方で交通の便が悪く、土地そのものが比較的安いエリアに該当する場合、狭小地は一気に売れづらくなることを念頭に置いておきましょう。

駅からの徒歩時間・坪数も重要

エリアに次いで「徒歩時間」と「土地面積」も、狭小地の売却可否に大きく影響を及ぼします。

具体的には駅から徒歩10分以内が売れる基準であり、5分以内がベストです。

また狭い土地の中でも「あまりに狭すぎる土地(5坪など)」は利用の制限が大きいため、売却が難しいケースが多いです。売れやすい狭小地の面積としては、10坪~20坪程度が目安です。

<売れる狭小地の例>
中崎町駅 徒歩7分 10坪の長方形の土地
吹田駅  徒歩4分 14坪の正方形の土地
谷町6丁目駅 徒歩10分 13坪の長屋(物件・残置物あり)

ただし大阪市内の場合は駅同士の距離が近い為、どのエリアであっても「最寄り駅から徒歩10~15分圏内」に該当するケースが多く、比較的売りやすいのが特徴です。

また「所有地の面積が曖昧」「何坪あるか確証が持てない」という方は、売却価値を明確にするためにも、一度信頼できる不動産会社に依頼し、土地面積を測ってもらうと良いでしょう。

大阪で狭小地を売る際の、不動産会社の選び方は?

不動産会社の選択は、あなたの狭小地が売れるか・売れないかを大きく左右します。

具体的に見ていきましょう。

1.地域に密着の不動産会社を選ぶ

大阪で狭小地を売却する際は該当地域の相場価格や土地事情をよく把握している、地域密着の不動産会社を選ぶのがおすすめです。

該当する地域の不動産会社を選ぶメリット
・業者側に土地勘があるため、より具体的な相談がしやすい
・土地に愛着があり、買取や売買にも積極的に動いてくれやすい
・ネット検索ではわからない、地元ならではの情報を教えてくれる

2.狭小地を専門に扱う会社を選ぶ

大阪で狭小地の売却を検討する場合、狭小地を専門に扱う不動産会社を選びましょう。

狭小地を専門に扱う不動産会社は、大阪では残念ながらまだまだ少数です。

<狭小地売却で不動産会社を選ぶポイント>
・狭小地の過去の販売実績を確認(担当者に聞くなど)
・ホームページに「狭小地」の買取や売買の情報が載っているかを確認
・不動産会社の口コミで、狭小地の情報があるかをチェック

上記を参考に、不動産会社の狭小地に対する専門性を確認してみてください。

3.買取業者か仲介業者かは、自身の希望条件に沿って選ぶ

不動産会社を経由して狭小地を売却する場合、「買取業者」「仲介業者」のどちらかに依頼することとなります。

大阪で狭小地を売却する際、買取業者・仲介業者のどちらを選ぶかは、あなたの希望条件に沿って決めましょう。

<買取業者の特徴>
・価格は落ちるが、スピーディーに売却できる可能性が高い
・売れない場合も「売却可否」がすぐにわかるため、無駄が省ける
・買い手が「業者」なので、売れる可能性が高い

<仲介業者の特徴>
・自分が売り手のため、交渉次第で高い値段で売れる
・買い手は「一般客」なので、売るまでに時間がかかる可能性が高い
・売れるか・売れないかは担当者の力量次第である可能性が高い

買取業者と仲介業者の違いをより詳しく知りたい方は、以下の記事も是非読んでみてください。

狭い土地が売れないのはなぜ?│買取業者と仲介業者に依頼する違いも解説

4.お隣に土地を買ってもらうのも有効な手段

仮にあなたの狭小地が、” 大阪の中でも売りづらいエリア ” に該当する場合、隣の家に狭小地を買ってもらうのも、実は非常に有効な手段です。一般的には需要の低い土地であったとしても、お隣だけは購入することで「土地面積が広くなる」というメリットがあるためです。

仮にお隣が現在20坪の敷地に住んでいるなら、あなたが15坪の土地を売ることで、お隣は35坪の土地を手にすることができます。敷地を拡張すれば土地の利便性も上がり、将来土地を売却する上でも有利に働くでしょう。

実際に不動産会社が土地の買い手として、売り主の隣人に「土地売却」を提案するケースは少なくありません。

「お隣とは疎遠なので頼みづらい」「人間関係を悪くしたくない」という方が無理をする必要はありませんが、狭小地を高く売るという観点において「隣人への土地売却」は非常におすすめの方法です。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

大阪で狭小地が売却できる不動産会社の選び方や、売りやすいエリア・土地条件などをご紹介しました。

是非今回の記事を参考にして、信頼できる不動産会社と協力しながら、大阪の狭小地を理想の形で売却しましょう。

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